適応障害の方の休職中の過ごし方

目次

適応障害とは

適応障害とは、ストレスの原因が明確であり、その原因となることが起きて3カ月以内に症状が出現することです。
そのストレスが何らかの形で取り除かれれば症状は治まっていきます。
例えば、ストレスの原因が仕事である場合、仕事を休むなどして症状が改善されるのであれば適応障害と言えるでしょう。

適応障害の症状

適応障害の症状は人によりそれぞれ異なりますが、代表例として以下の症状があります。

・何をしていても楽しくない。

・興味が湧かず、むなしい気持ちになる。

・イライラ感が募る。

・物事を悪い方向へとばかり考えてしまう。

・外出や人に会うことが面倒になる。

・意欲が低下するなど抑うつ気分になる。

・不安な気持ちや焦るなどの焦燥感が続く。

・無謀な運転をしたり、攻撃的になる。

など、精神面や行動面、体調面の変化があり、社会生活や仕事、学業に影響が出ます。

適応障害の治療と服薬

適応障害はストレスの原因が明確となっているため、治療の第一はストレスから離れることです(環境調整)。

通常の場合、原因となっているストレスが消失すれば、6ヵ月以内に症状が改善すると言われています。

原因となるストレスが持続する場合には、適応障害も持続するので注意が必要です。

治療の基本はストレスから離れることで、必ず服用しないといけないものではありませんが、
医師の判断に従いましょう。

適応障害で休職しているときの過ごし方

第一に、ストレス要因から離れ、症状が落ち着くのを待ちましょう。

第二に、原因となったストレスについて理解をするのも大切です。
再びストレスに出くわした時、適応障害にならない為にも、自分のストレスの傾向について分析をしておけば、ストレスに対処する方法を見つけられるでしょう。

1人で分析することに不安を感じたり、難しいと思われる場合は専門家に相談し一緒にストレスの傾向について分析することも一つの手です。

第三に、出掛けることができる状態であれば、気分転換に出掛けてみましょう。
自然と触れ合ったり、新たな発見の可能性もあります。
また、自分の好きなことに集中してみるのも良いですね。

適応障害の休職からの復職へのポイント

辛い症状が消失し、ストレスにも対処できるようになると職場復帰が見えてきます。
通院されている場合、医師から復職可の診断がおりれば、復職に向けて動き始めることができます。

復職のポイント

・規則正しい生活リズムになっている

・質の良い睡眠がとれ、寝つきが悪かったり、夜中に目が覚めたりしない

・ストレス解消法を持っている

・困ったとき、悩みがあるときは誰かに相談できる

仕事がストレスの場合、転職することも視野に入れても良いでしょう。
1人で抱え込むことはやめ、誰かに相談できる環境を作ることも大切です。

復職後のポイント

休職をしていると想像よりも体力が低下しています。
休職前の働き方よりも、試し出勤や時短勤務から始めてみましょう。
短い時間から徐々に勤務時間を延ばしていくことができれば、体力面の負担も軽く、環境にも適応しやすいです。

また、ストレスに繋がりやすい対人業務ななるべく避けるようにした方が良いでしょう。

職場と相談し、どのような条件で職場復帰ができるのかを確認しておくのも、スムーズな職場復帰のポイントです。

最後に

自分のペースと周囲の協力で適応障害の症状を改善していきましょう。

ストレスが自分の許容範囲を超えてしまうと大変危険です。自分のストレスの許容範囲に注意を向けることも大切です。